おもてなし料理・お食事
通夜振る舞い
葬儀の際に会葬者への『通夜振る舞い』というものがあります。
通夜振る舞いとは主に一般会葬者へのお清めや、ご親族の「お食事」として理解して頂ければ良いかと思います。
お料理は1セットが約10人分相当となりますが、あくまでも一般会葬者を対象とした人数となりますので、ご親族様だけの「お食事」としては年齢層や男女の割合によって多少誤差が生じるかと思われます。
お料理は、単品でもお寿司や天ぷら、煮物など注文も可能ですので、少し足りないと思うのであればセットと一緒に御注文することで、丁度良い分量になるでしょう。
以前は、『余るくらいが良い』とされていたお料理ですが、現在は食品ロス対策の観点からも、余りが出て廃棄することがないよう、なるべく丁度良い量を注文する方が良いと考えます。
担当者も経験からアドバイス致しますのでご安心ください。
精進落とし
斎場によって異なりますが、横浜市では火葬中のお食事となります。
このお食事は、個別の仕出し料理のお弁当となります。
式前日までに確定した個数を担当者に伝えて頂ければ結構です。
担当者が、個数に誤りがないように進めて参りますのでご安心下さい。
僧侶が同席される場合は、お食事のご用意が必要ですし、宗派によっては仏様に陰膳をご用意することもありますので、事前に確認などが必要です。
お食事のメニューはカタログから選んで頂けます。
お持ち帰り弁当
葬儀におけるお食事の形態も多様化が進み、ご希望があれば、個々の折詰弁当をお持ち帰り頂くことも可能です。
通常時から感染症対策には万全を期していますが、利用者のニーズにお応えすることで、ご家族は安心して参列者をお迎えできると思います。
お弁当は、通夜のおもてなし料理、告別式の精進落とし、これらに取って代わる折詰弁当があります。
料金に応じて種類も豊富ですので、参列された方々にも失礼のない内容になっております。
※写真はイメージですので実際のものとは異なります。
当日返しと会葬御礼品
返礼品には、式当日に会葬者に手渡す「会葬御礼品」や御香典に対して手渡す「当日返し」などがあります。
当社で取り扱う商品は、お茶、海苔、調味料セットは勿論、和菓子、洋菓子のセットものやフリーズドライのスープなど様々です。
商品はカタログの中から選んで頂き、その際には「予備を含めた個数」を御注文頂くことで、予想会葬人数が増えた場合でも対応できます。
葬儀が終わって、約2週間経過したら余りの商品を返品下さい。商品の代金請求は、後日、実際に使用された個数を計算後に請求書が届きます。
注文した数量全ての請求ではありませんのでご安心下さい。
当日返し
会葬者から御香典を頂いた際に、お礼の品として「当日返し」を手渡します。
この「当日返し」は一般会葬者や親族など、使用頻度が高い品物です。
品数は豊富ですので、親族間であれば好みにあわせてお選び頂けますし、大事な故人様の友人知人、特別な会社関係などの方にも失礼がない品物をお選び頂けます。
また、昨今の感染症対策の一環として食事を省き、その代替えとして料理屋が販売するレトルト食品などを、返礼品との抱き合わせ品として当日返しとしてお渡し頂く場合も増えてきています。
会葬御礼品
会葬御礼品とは、当日返しと異なり、あくまでも「御焼香」のお礼としてお考え下さい。
御香典を頂いた方には同日「当日返し」をお渡し下さい。
また、その方が告別式にも参列されて御焼香のみされた場合は、その日は「会葬御礼品」で対処下さい。
会葬御礼品には、礼状や清めの塩(宗派により入れない場合もあります)を同封し手渡すことになります。
最近では、あまりこの様な形式を取らずに当日返しのみで済ませる場合が多く見受けられますので、失礼がないよう不安な方は担当者にお尋ね下さい。
後返し
葬儀の御香典での「高額香典者」に向けての御礼品です。
通常、高額香典とは2万円以上のものを言います。
後返しの時期は、四十九日法要での納骨を終えた後、無事に納骨が済みましたという名目で御礼状と共にお渡しするのが礼儀となります。
商品は、タオルや寝具、調味料や食品、カタログギフトもございます。
葬儀後、四十九日までは意外と日が経つのは早く、徐々に商品を選定していくことが大事です。
商品や金額で決めかねるときには担当者などに尋ねてみても良いでしょう。