不安となる葬儀の疑問
安置施設は東京都内、神奈川県内に数カ所点在していますのでご安心下さい。
その際、御家族の面会を考慮しながら安置所の選定を行います。
安置期間中は予約をして頂ければ面会も可能ですので、希望する場合は担当者にお尋ね下さい。
葬儀を依頼することはできます。
互助会に加入しているからといって、互助会を利用しなければならないという決まりはありません。
互助会は解約することも可能で、解約処理手数料名目で、掛金の1~2割程度差し引かれます。
手数料割合は会社によって異なりますのでご相談下さい。
死亡された方を火葬するにあたり「火葬許可証」という書類が必要ですが、この書類はお医者様が作成した「死亡届」が適正なものであるかを役所が判断して死亡届出人(遺族)に交付されます。
ただし、死亡者に既往歴がなかったり、原因不明の突然死の場合、医師は死亡届に死因を記載することはできません。
この様な場合、警察は死亡者の死因究明のために必要な捜査を行い、最終的に、指定された医師、監察医が総合的に判断し、死亡診断書(死体検案書)を作成します。
警察での取り扱いが全て終わると、この書類と共に御遺体の引き渡しが行われます。
各都道府県警察によって取り扱いが若干異なりますが、死因が判明し書類作成後に御遺体は御家族に引き渡されますので、警察が関与した時点で葬儀社に連絡をしておく方が良いかと思います。
※警察で葬儀社の案内をする場合もありますが、あくまでも御家族の判断が優先されますので、ご自身の判断で選定して下さい。
一日葬では通夜がなく、告別式のみの葬儀になります。
一日葬は、ご家族の心身の疲労も軽減されたり会社勤務の方は休日取得の関係上、都合が良いとお考えの方もいます。
一日葬の場合、菩提寺がある方は許可が必要になりますので、勝手に葬儀社と内容を決めないことが大事です。
もし葬儀形態を『一日葬』と希望する時は、まず、葬儀社との打ち合わせの際に、葬儀社同席の上で菩提寺に一日葬で葬儀をしたい旨とその理由を説明しましょう。
同席した葬儀担当者がアドバイスしてくれるはずです。
首都圏の火葬場併設の式場は、公営、民営を問わず通年混み合っています。
東京都、神奈川県内と火葬場併設の式場数は人口に対して比率は低く、季節によって若干異なりますが、概ね5日間程度はお待ち頂くようになるかと思います。式場選定の際には、使用料金や利便性も考慮しながらお探しすることができますのでご相談下さい。
必ずしも金額が高いとは言い切れません。
病院契約葬儀社が全て金額が高いと決めつけず、そのセットプラン内容をご自身が納得いくまで担当者から説明を受け確認して判断することが大事です。現在は、スマートフォン等の普及により手元で他社の金額情報やご自身がお住まいの地域での葬儀金額の相場という情報も手に入ります。これらを有効活用しながら、他人からの情報を鵜呑みにすることなく、ご自分で判断するのが良いかと思います。
私自身の考えであることを前提にお話しします。
遠方であっても故人様と深いつながりがあって、遠方だっただけになかなか会うことも無く「最後のお別れだけはしたかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。高齢化が進み、遠方からは大変だろうからという気遣いが、得てして「小さな誤解」を招くこともありますので、訃報の連絡はしつつ、参列されるか否かはご本人の意思に任せるというのもひとつの考えだと思います。
最近の葬儀は『家族葬』が大半を占めており今ではその言葉も十分に周知されています。そのまま『家族葬で葬儀は行うので参列はご遠慮願います』とお答え頂いても失礼に当たりませんが、様々な事情から全て断ることが出来ない場合もあるかと思います。その場合は、会社で人選して頂き、その代表者(数名程度)に焼香してもらうのが良いかと思います。
白木祭壇での葬儀も可能で、祭壇上に花祭壇を加えての祭壇組み立ても可能です。
出棺時に祭壇の花、供花の花はお棺にお入れ頂くので、ご希望は葬儀担当者との打合せの際にお話し下さい。
白木祭壇使用の場合はセット価格のほうも調整致します。
御布施の金額について葬儀社は提言できません。
お寺の檀家様であれば、喪主様が菩提寺に連絡をすると最近では金額の提示がある場合があります。以前は、御布施を幾ら包めば良いのか、失礼が無いような金額は幾らなのか等と頭を悩ますこともあったと思いますが、最近では、喪主様から葬儀の形態を聞いたうえで、ご先祖様の戒名を参考にし、御布施の金額を菩提寺側から提示されます。
今後とも菩提寺様とは長いお付き合いになるのですから、些細な事でもご相談されれば喪主様のお力となってくれるはずです。
お付き合いのあるお寺が無い場合は、葬儀社で宗派を喪主様から伺い、僧侶を手配致します。
この場合、御布施の金額は、通常、葬儀社から案内がありますので、その金額を御布施として、式当日に僧侶に手渡して下さい。
故人の住民登録地を管轄する役所において窓口で申請すれば、葬儀代の一部として申請者の指定口座に現金が振り込まれます。
金額は申請できる項目によって金額は異なりますので自治体にご確認下さい。現金を請求できる権利は「実際に葬儀代を支払った方」に限り、葬儀社が葬儀代金を喪主(施主)から頂いた際に作成交付した領収書の宛名が基本となり、申請時には領収書を必ず窓口に持参して下さい。
この申請は葬儀後2年以内が期限となるので、申請に必要な書類を揃えて早期に手続きを済ませた方が良いかと思います。
遠方で死亡した場合、
①現地で火葬し、遺骨を持ち帰って葬儀を行う
②現地で寝台車を依頼して自宅まで搬送後、通常通り葬儀を行う
などの方法があります。
遺族の考えにより①、②に分かれますが、遠方からの搬送費は高額になることから、①の方が多く見受けられます。また、故人が日本のどこでお亡くなりになっても、死亡届は死亡地を管轄する役所で提出できるので、現地で火葬を希望する場合、葬儀社に依頼すれば書類を提出して火葬許可証を交付され、火葬を終えることができるのです。
親族代表者が現地において火葬に立ち会い、遺骨を持ち帰り「骨葬」として親族と共に葬儀式を行うことで、改めて故人を送り出し気持ちに区切りをつけるのも、今後の供養のひとつにもなるのではないのでしょうか。
支障ありません。
喪主が高齢者で、なるべく負担を掛けないようにと子供が喪主として葬儀を取り仕切ることは少なくありません。喪主は葬儀社との打ち合わせや、葬儀式においても出棺の挨拶など、それが高齢者であれば負担は大きく、葬儀後に体調を崩しかねない恐れもあります。
挨拶は出棺する際に、喪主、若しくはその代理の者が行いますが、最近の「家族葬」では参列が遺族や親族のみになるので出棺時の挨拶を省略して、その後の精進落としの際に簡単な挨拶を行うケースが増えています。
但し、葬儀形式が「一般葬」や「家族葬」でも故人と親しい方が会葬に来られている場合は、通常のように出棺時に挨拶をするのがいいでしょう。
挨拶では、故人との思い出や会葬に来て頂いた方へのお礼を述べるのが一般的です。
挨拶をするにあたり、事前にメモ紙に挨拶の内容を記載して、そのメモ紙を見ながら挨拶をするのもいいと思いますが、いずれにしても御自身の気持ちを飾ることなく心を込めて会葬者にお礼を述べればいいと思います。
なお、模範の例文が必要なときは葬儀担当者に一声お掛け下さい。