関係者への連絡

携帯電話

~葬儀社への連絡~
ご逝去が確認されたら、最初に行うことが『葬儀社への連絡』になります。
葬儀社を事前に決めている場合はその葬儀社へ連絡をします。もし決まっていない場合、病院や施設で幾つかの葬儀社を紹介されます。しかし、葬儀社を決めるのは御家族の自由です。周りに御家族がいる場合は話し合って決めても良いかと思います。
~菩提寺への連絡~
あくまでも先祖代々の菩提寺がある場合のみで、もし菩提寺がない方はこれに当てはまりません。もし菩提寺がある方でも、葬儀社との打ち合わせで葬儀日程をお寺様と調整をしますので、葬儀社同席の上での連絡で構いません。
~親族への連絡~
葬儀社との打ち合わせが進めば、葬儀日程や葬儀の形式をご親族へ伝える必要があり、葬儀の形式によっては連絡する範囲も広がるため、訃報による通知を行う必要もあることでしょう。
いずれにしても、なるべく早く連絡範囲を決めて対応することが望まれます。
~その他関係者への連絡~
ここ数年の葬儀は殆どが「家族葬」という形態で、その言葉自体も社会に浸透しています。
親族以外で特別必要がある方への連絡は、ご家族で検討してみてはいかがでしょうか。

葬儀当日の対応

挨拶

~お坊様への対応~
葬儀時間の概ね1時間から30分前にはお坊様が式場へ到着します。
式場に到着後は、葬儀担当者が御家族(喪主様)へ随時ご案内をしますので、案内に従って頂ければ問題ありません。
~ご親族への対応~
ご親族の中には、ご高齢の方や遠方から来られた方、早朝から車両を運転してこられた方など様々だと思います。
開式までのお時間は、ご自由に休憩室をお使いになり故人様を懐かしみ会話をするなどしてお休み下さい。
特別なことがない限り、開式までの時間で故人様との面会も可能です。
~参列者への対応~
一般葬や社葬、家族葬でも喪主様に許可された一部の方は、故人様と深い関係性のある方が多いかと思います。
ですから、葬儀式前に来所し挨拶をする機会があると思います。
挨拶等は、開式までの時間をお使いになり、御着席の指示があるまで有効に時間をお使い下さい。

葬儀後の納骨・法要

納骨1

~納骨と法要~
葬儀が終わると四十九日法要、それに伴う納骨を行います。
納骨する場所がある方は速やかに管理者に連絡をします。
お寺の墓に納骨する場合は、住職に連絡し法要(納骨)の日程調整を行います。
公園墓地、霊園にお墓がある場合は管理者に連絡をして法要(納骨)の部屋の予約など必要となる全ての予約を行います。
納骨に伴う四十九日法要は、通常、前倒し日程で執り行うことが多く、法要当日に、お坊様に来て頂く予定のある方は、なるべく早くお坊様と日程調整を行うことをお勧めします。

納骨後の報告と香典返し

香典返しカタログ

~葬儀後の後返し~
香典返しは「後返し」とも呼ばれ、通常、葬儀の際に頂いた御香典のうち、高額香典者の方に、四十九日(納骨式)法要にあわせてお渡しします。
また、お墓がない方や建立中の方は納骨ができませんが、この場「納骨式」を除き、四十九日法要のみ行う方もいらっしゃいます。
葬儀後のひとつの区切りとして、共に、故人様の供養をして下さった方々に「後返し」を行うのは報告を兼ねる意味でも行うことをお勧めします。
後返しの物品は、葬儀の御香典金額に応じて物品を決める場合や、時代の流れで、統一した物品を渡す場合など様々です。

事務手続

市役所

~故人様に関係する事務手続~
葬儀後は、故人様に関する必要な事務手続を行う必要があります。
故人様が年金を給付されていた場合は、速やかに申告し停止を求め、名義変更の必要がある事柄については早急に手続きをしましょう。
また、故人様の住民登録地を管轄する役所で、一定の条件を満たしている場合は「葬祭費」を請求することもできます。
請求権の期間は決まっており、また、給付される葬祭費の上限金額も各自治体ごとに決められています。
詳細は各役所から交付される事務手続の窓口一覧表を参考に速やかに、且つ、申告手続き漏れがないよう処理していきましょう。

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